1950-03-15 第7回国会 参議院 大蔵委員会 第24号
○説明員(金城順隆君) 二十五会計年度において買いますものは、実際これは価格を決めますときと、予算を編成いたしますときと幾分食違いがありまして、価格を決めますときには、今申上げますように夏作は麦でありますが、百六十二で買うというふうに想定しております。米は百六十九で買うという想定の下に計算いたしております。
○説明員(金城順隆君) 二十五会計年度において買いますものは、実際これは価格を決めますときと、予算を編成いたしますときと幾分食違いがありまして、価格を決めますときには、今申上げますように夏作は麦でありますが、百六十二で買うというふうに想定しております。米は百六十九で買うという想定の下に計算いたしております。
○説明員(金城順隆君) 指数は大体二五十年の取れます麦のときと申しますか、夏作のときには百六十二になる。それから米のときには百六十九になるというふうにしておりますが、勿論これはその間の月別のずつと移動があるのでありますけれども、今ちよつと手許にありませんが、大体麦のときには百六十二になる。そうして前年のつまり二十四年産の麦のときの指数が一四二・〇二でありました、それから米が二十四年産の米のときは百五十六
○説明員(金城順隆君) 今收支の状況というようなお話でございましたのですが、食糧管理特別会計で買いまして売る食糧の価格を、どういうふうに決めているかというのが一つの收支というふうに見られますので、この間一月一日から実施いたしました価格算定のときの食糧庁の支出の関係と価格の関係を御参考に申上げたいと思います。 二十五年会計において食糧庁が買入れます内地食糧のうち、昭和二十四年産米が、これは繰越されて
○説明員(金城順隆君) 新聞に出ておりました事故品は、要するに公団で持つているものと言いますのは、要するに配給いたしまして、配給辞退になつたものが次々へ廻つて行くというふうになるわけですけれども、これがずつと日が経ちますと、ものによつては品質が非常に悪くなつて、主要食糧には向かないというようなものが出て来るわけでありまして、一般の商品にいたしましてむ、長い間手持ちいたしておりますれも、或る程度の品質
○説明員(金城順隆君) 五等米の歩留りが普通のものですと大体九四%で上つておりますが、大体五等米が八四%乃至八五%の程度だと、こういう大体考え方で、やつておりまするし、今までの歩留りの実績もそういうように留つていると思います。尚詳しい数字ははあとで書類で申上げたいと思います。
○説明員(金城順隆君) 今の御質問にお答え申上げますが、食糧庁で買つております検査の規格というものは、食糧管理法によつて一応検査規格というものが決まつておるわでありますが、今年の早場米を買入れますときには、去年の早場米の実績から考えまして、検査を厳重と言いますか、既定の規格を守つて検査をするようにというように通知を出しましたものが、検査を非常に厳重にして、つまり従来一等品になるべきものを二等に下げたとか
○金城説明員 食糧配給公団は大体昭和二十六年三月に廃止するという方向で考えておるわけでありまして予算はちようど一年分掲げたわけでありますが、それでは廃止されたあとの食糧の配給機構を、どういうふうにするかというこまかい点につきましては、今までもしばしば御説明申し上げております通り、検討いたしておるわけであります。大体の方向といたしましては、まず末端機構、要するに配給所を切り離して民営に持つて行くということを
○金城説明員 米の供出代金につきましては、私どもは金融機関を使いまして支拂いをいたしておるわけでありますが、中央におきましては金融機関に前渡しで全部渡しております。そしてこれを金融機関はおのおのの自分の末端の支店なり、出張所なりに口座を置きまして、そこで支拂いをいたしておるわけであります。昨年通過いたしました政府支拂いの法律によりますと、大体政府へ物を売つた人が請求後一箇月も経過してまだ拂わなければ
○金城説明員 おつしやるように、新潟の供出が早場地帶でありますために、ほかの地方よりも非常に早く出て来た。しかし超過供出の価格がいろいろの事情で今年遅れました関係もありまして十二月の初めごろに新潟で超過供出をやつたものは、ある若干の日数が遅れたかと思いますが、現在におきましては超過供出の代金も全部支拂い済みになつております。
○金城説明員 先ほどこの表の御説明を申し上げた節に申し上げましたように、石当りと申しますか、一応比率でただ機械的に出しただけでありますが、今おつしやいました公団の四百十六円というものはどういう意味で出されたか、ちよつと私わかりませんけれども、單純にかりに比率で出したといたしましても、この総額の石当り六千二百七十七円が上つておりますれば、比率は同じであつても四百十六円か何ぼか上ることだと思います。
○金城説明員 今お話の各費目の総額に対するパーセンテージの分は、刷り込みにしてお手元に配付しておきましたが、これは要するに支出総額費の三千五百二十一億五千二百万円に上ります各費目のパーセンテージを出したわけであります。このお手元に差上げた資料をごらんになると、食糧買入れ代金というものの比率がずつと出ております。この比率については資料をごらん願うことにしまして、一石当りに相当いたします金額がどういうふうになるかということについて
○金城説明員 予算を積算いたしました場合に、今申し上げたように、普通割当をいたしますときには、米と雑穀と一緒に割当いたします関係上、手数料を計算いたしますときも、両方合せたもので一応計算いたしたわけであります。個々のものをやりますときに、雑穀をもう一度計算して、結局雑穀の分だけ、ダブつて計上してあるということになるわけであります。しかし一方、たとえば今年の一月一日から消費価格を決定いたします場合に、
○金城説明員 米の買入れ数量が、普通供出と超過供出を合せて、雑穀も含めて三千二百万石であります。今天野委員のおつしやるように三千二百万石という数字は、雑穀も一緒に入つております。先ほど申し上げた雑穀も入つて計算しているのは、今天野委員のおつしやる通りダブつております。
○金城説明員 米の集荷手数料の計算は、米とそれから代替雑穀が入つて声りまして、それが予算の上の計算で三千百八十八万石になつております。それを三千三百万石で計算いたしたのであります。
○金城説明員 違約金とか弁償金というものをわけてあげてございますけれども、これは普通あげます場合に、これが順調に物が運ばれ、物が保管されているという状態におきましては、違約金とか弁償金というようなものはないわけでありますが、輸送途中に事故が起きたというような場合におきましては、これは輸送業者の責任として弁償金をとり、それから保管中に事故がありました場合には、やはり弁償金として保管業者からとるわけであります
○金城説明員 食糧管理特別会計の雑收入にあげてございます七億というのは、これは大体輸入食糧が入つて参りますときに、それと同時に原穀の麻袋がついて来るわけであります。それともう一つは、補修用の縫糸と縫針が若干ぞれについて参ります。これが大体三百万円ほどが付いております。あとの七億と申しますのは、輸入食糧について参ります麻袋は新しい麻袋でありますから、それを売却しますのを一応雑収入としてあげてあります。
○金城説明員 そういうものはないわけですが、食管特別会計の中に集荷委託費というのがございます。これは御承知のように地方財政法の中に、供出のために要します経費は、地方自治体がこれを負担しない、国が全部負担するという規定があるわけでございます。従つて地方庁が中央から生産供出の割当を受けまして、これをずつと農家まで下して行く事務が一つございます。それから供出の督励その他供出のために要します旅費とか会議費とか
○金城説明員 消費者に配給する場合には精米して全部同じ価格で配給いたしておるわけであります。生産者から買い上げます場合には、おつしやるように一等から五等米までおのおの価格の開きがついておるわけでありますが、政府が売却する場合には一応公団に売り出すわけであります。その場合の価格も前年の検査実績と申しますか、その比率で全体をならしました価格、つまり総買入れ金額を総数量で割つた平均価格で売つておるわけであります
○金城説明員 日本の米は要するに北は北海道から南は鹿児島までありまして、その間に米の品種というものにも非常に相違があるわけでありまして、今おつしやるように土地によつて重量と容量の差というものは非常な開きがあるわけであります。大体において四十貫は百五十キロということで価格は計算いたしておるわけでありますが、実際申し上げますと、土地により、その品種により、あるいは等級によつても容量は幾分差があるわけでありますけれども
○金城説明員 今竹村委員の御質問の各費目の率のパーセントは出してありませんが、たしか今お配りしておると思いますが、米の価格を算定いたしますときには、御承知のように生産者価格は昭和九年から十一年までの正米市場の平均価格をとりまして、それが二十七円十六銭となつておりますので、それからいわゆる農家の生産に必要な各資材の値上りを見まして、これをパリテイーで計算いたしておるわけであります。昭和二十四年産米の農業
○金城説明員 食管で見込んでおります三百何万の縫糸代と申しますのは、輸入食糧が入つて参りますときにそういう縫糸とか縫針というものが、一緒について参ります。その補修のものを実績であげておるわけでありますが、ただ実際に過去の一年間において輸入食糧と同時にそれだけのものが入つて来た。従つて二十五年度も大体同じものが入るであろうということで見込みまして、これは実際から申しますと直接公団で引取つてもらつた方が
○金城説明員 そうであります。
○金城説明員 収入の方で七億何がし上げてございますが、これは麻袋と縫針、縫糸全部公団に売り渡すものとして見込んでおります。
○金城説明員 この計算の基礎はこういうことになつております。大体普通の仕事は常勤の職員がいたします。しかし供出の最盛期に至りますとどうしても殺到いたしますので、そういう時期においては常勤の職員だけでは間に合わない。もし常勤の職員だけでありますと、供出はしたけれども検査が間に合わないで、ずつと延びるというような支障が起きるのであります。そういうことがありますので、この予算では米と麦のそういう支障を防ぐために
○金城説明員 四万何千人という数字が出ておりますが、臨時の職員でありますために、常勤の職員でありますと年額で単価を計上いたしますが、非常勤の職員でありますので、月の延べになつております。六千三百円ベースといたしますと、大体それを月六千円というふうに計算いたしてそれが年延べ四万。それをかりにぶつ通しで年間使つたらどうなるかというような数字を出すために十二で割りますと、三千何百人というものが出て来る。こういうことを
○金城説明員 民間の輸入食糧の買入れの基礎になつておるところを、ちよつと御説明申し上げたいと思います。輸入食糧を食管が買います場合には、内地の生産者価格を基準にする。もつと言いますと、小麦でありますと、内地の小麦を食管会計が生産者から買うのと同じ価格で、貿易特別会計から買うという建前をとつております。予算に書いてあります価格というのは、たとえば小麦ですと、二十五年度産の小麦のパリテイーが大体どういうふうになるかという
○金城説明員 消費者と生産者の間のマージンは、きのうも御説明がありましたように、現在の四百五円の分は今印刷しておりますので、いずれこれはお配りいたしますが、先ほどから申し上げますように、新しい価格をどうきめるかということは全然未決定であります。従つて一月から上げるか二月から上げるかということも実際まだきまつていないわけであります。ただ予算上は先ほど申し上げますように、一月から来年のおしまいまでの閥一応米価
○金城説明員 今の御質問はつきり百七十億が食管特別会計の一部の赤字補填になるのではないかというような御懸念でおつしやつておると思うのですが……。
○金城説明員 今の百七十億や何かが新しい生産者価格がきまつたために、消費者価格がどうなるかということにつきまして、この予算を編成いたしました場合、大体建前といたしまして食糧管理特別会計の昭和二十四年度から二十五年度に持ち越す食糧証券の額、つまり年度末におきます食糧の手持数量に対する資金であります。御承知のように食糧管理特別会計は特別の資金というものを持つておりませんので、食糧を買い入れます場合においては
○金城説明員 ことしの超過供出による赤字というものは、昭和二十三年産米で、四月以降買上げられておるものが大体米で五十万石あります。これははつきりした余額と対照した数字ではありませんが、ことしになつて出たものは大体全部超過供出と予想されますので、これが三倍買上げで買われておるということになりますれば、大体二倍分だけの、石に七千円くらいずつ、五十万石とすれば三十六億くらいの特別会計の赤になります。それからほしかんしよは
○金城説明員 一般会計からの繰入れが相当の額になるように思いますが、この一般会計からの繰入れと言いますのは、大体食糧の持越しのふえる分について繰入れをするというふうになつております。赤は今申し上げますように、米価が相当上つておりますし、それに十月から新米を食べておりますので、その十月以降今後値上げがいつになりますか、その値上げするまでは旧消費価格で売られるわけでありますから、その分はどうしても赤になる
○金城説明員 ただいまの食管会計がどういうふうな状況になつているかということを御説明申し上げます。昭和二十四年度の予算を編成いたしましたときの、この特別会計の收入の総額は大体四千四百十五億九千八百万円を見込んでおりまして、そのうち現在收入済みとなりました金額は千二百九十一億八千七百万円となつております。大体の内訳は当初予算で、これは八月末日の現状でありますが、年間の食糧の売拂い代が三千八十九億四千七百万円見込
○金城説明員 二十三年度の決算は、今会計檢査院で檢査していただいておりますので、私の方で大体決算の結果こういうふうになります。それから今の中間経費は、これは消費價格を決定いたしますときに、消費價格に織り込んだ中間の経費というものをこれだけ織り込んであります。從つて決算のときに必ずしもこれだけが全部使われたということを申し上げておるわけではありません。
○金城説明員 今御質問の、中間経費が全体の六割にもなつておるというようなお話でございますが、その中間経費の解釈と申しますか、從來の自由経済時代の中間経費というものと、現在言われておるいわゆる中間経費というものとは、ちよつと考え方が違うのではないかというように私たちは思います。というのは、今中間経費と一般に言われておりますのは、政府が買い入れます基本の價格、今基本價格は、大体米で申しますと三等の價格を
○金城説明員 それでは私から食糧管理特別会計の現在の経理の状況と申しますか、二十三年度末におきます食管会計の状態を簡單に御説明申し上げます。 二十三年度末におきますのはまだ会計檢査院でずつと檢査されておりますけれども、二十三年度末の状態は、二十三年度末に持つております食糧の現在高というものが大体金額にいたしまして九百十億ほどであります。それから現金と收入未済というのが両方合せて約二百三十三億ほど持
○金城説明員 中金に対する振込みであります。
○金城説明員 昨年の九月に支拂いになりました金が百九十七億五千二百万円、それから十月が四百九十九億一千百万円、十一月が二百四十九億五千二百万円、十二月が三百八十一億一千四百万円、一月が百九十六億八千二百万円、二月が百十七億円、三月が百四十三億九千四百万円、こういうふうな政府の支拂い実績になつております。
○金城説明員 主要食糧の供出代金の支拂いについて御説明申し上げます。 供出代金が食糧管理特別会計で支拂われます場合に、食糧管理特別会計の方でその支拂いを金融機関に委託して支拂うという規定があるわけであります。現在法律で指定されております金融機関というのは、農業協同組合と、一般市中銀行と事農林中央金庫、こういう三本建になつておるわけであります。それで政府から供出代金を支拂いいたしますときには、まず協同組合